スタッフBLOG

2013年3月 8日 金曜日

荘子の鵬鯤

こんにちは、上井草スポーツセンター整骨院の佐々木(隆)です。

今日は前回予告した「荘子」についてです。
荘子は「胡蝶の夢」の話が有名ですが、荘子の冒頭は「鵬鯤」の話で
幕を開けます。

鵬鯤の話とは、はるか北の海にとてつもなく大きな魚が泳いでいます。
その名を「鯤」といい、その魚が化身してとてつもなく大きな鳥となり
(その名を鵬という)南の海へ飛んで行くというただそれだけの話ですが、
その話を読んでから私の胸の中に鵬鯤が棲みついてしまいました。
そのスケールの大きさがイマジネーションをかきたてます。

中国の古典はその書の冒頭がとても大切で、その書を通して最も表現
したいことが書かれるといいます。
荘子の冒頭がこの「鵬鯤」の話からはじまるのはとても興味深いことです。

古典というと何やら難しそうですが、荘子はとてもファンタジーで
イマジネーション溢れる書物です。



投稿者 笑顔道整骨院

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